MetaQuotes社の野望 その1

MetaQuotes社、やらかした?

世界中のFXトレーダーの多くが利用しているツールMT4がBuild Upされた。

今回のバージョンアップは、フォルダ構造も変わる比較的大きなものであり、その是非はともかく、多くのユーザー、特にEAユーザーには影響が出ているようです。

具体的な対処方法は、使っているEAやオリジナルインジなどに依存するので、各自で利用している業者に確認してもらうとして、なんでこんなことになったの?

もともとMT4の開発元・提供元であるMeta Qutes社(以下MQ社)は多くのユーザー、業者に早い段階にMT5へ移行してもらいたかった。

実際に私、招金猫が業務として、MQ社とライセンス契約を結ぶときに

「MT5の方がいいですよ」

「本当にMT4でいいんですか?」

としつこく勧められ、さらには、

「MT5とセットならお安くしますよ」

とまるで、ポテトもいかがですか?

的なセールスもあった。

こんなMQ社のセールスも実らず、MT4とMT5では様々な仕様が異なっており、アッパーコンパチでなかったことから、遅々として進まなかった。

特にある意味MT4の売りである自動売買機能を司るEAの開発言語が異なっていた。

つまりいいソフト(EA)がないとハード(MT5)は売れないということ。

今回MQ社は半ば強引に、MT4をMT5にすり寄らせ、いずれは一本化しようという狙いが見えてます。

今後はさらに細かく、BuildUpを行い、そのたびにユーザーは今使用しているEAが動くか、ハラハラドキドキすることになるのであろう。

影響を受けたのは、ユーザーだけではない。

業者もその一人である。

=「MetaQuotes社の野望 その2」に続く=

“MetaQuotes社の野望 その1” への2件のフィードバック

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