雇用統計を控えて

中国を材料とした株式市場の混乱も一息つき、

ユーロドルは400pips以上下落、ドル円も直近安値から半値戻しという感じです。

目下のところ4日の雇用統計を待って、利上げ時期をどう判断するかと言う待ちの状態です。

中国関連ではまだまだ不確定要素多いのですが、中国はあくまで脇役。

しかも味のある渋い脇役ならともかく、全く基礎のできていない図体のでかいだけの脇役です。

だから予想もつかない動きをするので、困ったちゃんなんですよね。
  

以前は、米の利上げ=米経済の回復 という図式が描けてましたが、

最近は世界的な景気の低迷など外的要因が足を引っ張り、

米利上げ≒株式の悪材料 という感じになってます。

それで、債券が買われ(利回り低下)、ドル売りという流れになります。

  
ジャクソンホールでフィッシャーFRB副議長が、

「現時点でどのような決定をするかはわからない、今後の指標次第」、

「特に8月の雇用統計への注目度が高い」

と述べたこともあり、その前哨戦ともいえるADPも注目されてました。

結果は2カ月連続での20万人割れと言うことで、一時ドルが売られ、

その後はベージュブックや非農業部門労働生産性確定値の改善で買い戻されるという展開になりました。

つまりある程度雇用統計の悪さは織り込んだということでしょうか?

ただ、8月分は自動車工場の夏休みなど季節的調整も多く予想を下振れる傾向がある上、

ISMの製造業、NY連銀の製造業などいずれもさえない結果となっており、

さらなるネガティブサプライズも考えられます。

まだまだ安心してドルを買える状況にはないというのが現実でしょう。

  

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楽天証券のFXCMジャパン買収、アルパリの破綻(デューカスコピー・ジャパンとして再スタート)など

MT4が使える業者でいろいろありました。

楽天証券のFXCMジャパンは、口座管理料の撤廃以外特に変化がないようですが、

10月からスタートするデューカスコピー・ジャパンがどうなるかちょっと気になります。

最初は物珍しくて、(アルパリの継続ではないことで)新規口座開設も多く、

レートや値付きも良いかと思いますが、しばらくたってからどうなるかを見極める必要がありそうですね。

招金猫は基本AVAさんで、サブでもう一か所MT4が使えるところを追加しようと考えてます。

その際には、MT4の商品仕様などチェックしなければならないことが数多くあります。

 
くわしくは、招金猫の著書

「FXの「ウラ側」を味方につける本」

を読んでね。

と宣伝してみました。

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