いつまで続くドル売り
いやぁ、参りましたね。
ダウは4日続落、1000ドル超の下落です。
日経平均も2万円割れ。
米指標も弱めなものが多く出ましたけど、やはり中国です。
やはり経済的にまだまだ未熟な国に依存している先進国が悪いんですけどね。
中国の株安→世界的な株安→リスク回避→米国債買い→米金利低下→ドル売り
という典型的な流れが巻き起こりました。
週末はさすがにポジション調整で多少株式やドルが買い戻されるかなと思ったのですが、
流れは止まりませんでした。
ギリシャ問題の鎮静化(まだまだ政治的にはひと悶着ありそうですが…)で、
ユーロが買い戻されやすい状況もあり、
ユーロドルの上昇は直近の安値から380pips!
さらにドル売りの背景には、9月の利上げに確信が持てていないことが挙げられます。
エコノミストの多くは9月の利上げを予想していますが、
金融先物市場での利上げの織り込み程度は、FOMC議事録公表後、低下しており、
これがドル売りを誘っています。
ユーロドルの高値のメドはとりあえず5月、6月の高値1.1440ドル台というところでしょうか。
米はドル安でも困らないのか?
ある程度利上げが織り込まれていること、
人民元安が他の新興国通貨にも波及し、バーナンキ・ショック時のようなドル高の可能性もあること、
ECBの量的緩和策が継続する可能性が高いこと、
以上のようにドル高要因が控えていることから、敢えてドル安を心配していないというか、
ジャンプする前にしゃがんでパワーを蓄積している状況と言えるかもしれません。
ただ、パワーを貯めすぎるととんでもないドル高になるリスクもあるんですけどね。
来週は米国で経済指標が連日発表されます。
25日、独・8月のIfo景況感指数、米7月の新築住宅販売件数、
27日、米4-6月期GDP(国内総生産)改定値 などなど
何をきっかけにドル売りが反転するかはわかりません。
日々要注意!神経質な対応が迫られそうです。
さて「ひいらぎ&招金猫×AVA TRADE、EAプレゼントキャンペーン」の5分足EAですが、
1000通貨単位で約60000円のマイナスでした。
マーチンの発動やドルストレートのトレードもあり、一概に何pipsとは言えないのですが、
1pip=13円とすると約4615pipsという単純計算になります。
FOMCでドル売りが始まる前にドル買いポジションを持ち、
そのままマーチン地獄に嵌りロスカットされました。
基本的にイベントの前にはEAを止めるのですが、
バックテストの結果は、イベントを含めての結果なので、久しぶりに稼働させたらこんな結果に…
その分、裁量で稼ぐしかなくなりました。
そんなEAですが、使い方さえ間違えなければ、稼いでくれるんですがね~
※招金猫の著書
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