ドル買いの足枷はインフレ動向?
雇用統計は、先のADPを受けて、ネガティブ・サプライズが警戒されてましたが、
ほぼ予想の範囲内でした。
いったんドルが買われた後、押し戻されたのは、9月の利上げを織り込みつつあるものの、
6日のメルマガで
『7月分の雇用統計だけでなく、9月に発表される8月分まで待つしかなさそうです。
同時に雇用だけでなく、インフレ動向も利上げの条件になっており、こちらも要注意。』
と書いたように、インフレ率が追い付いて来ないからです。
特に原油価格が下落しており、9月の利上げはあっても、その後が続かないとか緩やかとか、
そうしたことで、ドル買いに歯止めが掛かっています。
ということで、株式市場は個別株の要因はあるものの、利上げを意識してかダウで7営業日続落、
長期債を中心に債券が買われています。
ドル円は5日の上昇を7日に消したという感じですね。
招金猫は基本ユーロドルの裁量トレードがメインなのですが、
ドル円はあまり気にしていません。
ただ、ドル円、ユーロ円、ポンド円などはEAでトレードしてます。
使用しているEAは以前メルマガ限定でお伝えした
「ひいらぎ&招金猫×AVA TRADE、EAプレゼントキャンペーン」
で配布した5分足のものです。
基本的にはデフォルトの設定ですが、イベント時には止めたり、そのあたりで多少裁量が働いており、
”平均”すると一日合計で50~60pipsは稼いでくれてます。
ひいらぎさん、ありがとうございます!
来週は、欧米で注目される指標が連日のように発表されます。
米国の指標には注意されていると思いますが、
欧州への目配りもお忘れなく!
このところ独を中心に景気動向が改善しており、
11日にはZEW景況感、14日には域内GDP、HCPI等が発表されます。
いずれも事前予想では、改善傾向が見込まれており、ネガティブとなれば…。
※招金猫の著書
よろしければ、ご覧ください。