雇用統計を前に…
今年のイースターは5日の日曜日です。
イースターは「春分の後の最初の満月の日の次の日曜日」ということで、年によって異なります。
ということで、雇用統計の日はグッドフライデーとなります。
イースター休暇は公設市場は多くの国で休場、外為市場も参加者が減り、閑散となります。
ちょっと荒れるかもしれませんね~
マーケットの眼は米の利上げ動向に向いており、雇用統計以外にも注目が集まっています。
また、イエレンさんは再三再四に亘り、雇用統計に表れていない労働市場の状況を注視すると発言しています。
個人的感覚ですが、以前より雇用統計に対する注目度が低下しているようにも思えます。
金融市場全般、イエレンさんの発言がハト派的だったこともあり、
利上げ時期の先送りが意識されています。
米指標も良いもの、悪いものが混在し、どちらにも決め打ちできる状況でもありません。
1日発表のADPでは+18.9万人で市場予想を下回り、昨年1月以来の低い伸びでした。
ISM製造業景況指数は2013年5月以来の低い水準で、
新規受注や雇用の低下が響いたこと示しています。
当然のごとく、株式が売られ、債券が買われ、ドルも小幅売られています。
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このところ自動売買に関して書いてますが、
あなたなら、雇用統計の時には自動売買を継続しますか?
それとも停止しますか?
招き猫は一旦停止します。
その是非には個人個人の考えがあるので、一概には言えませんが、
EAは過去のデータに基づき、最適化されており、特段雇用統計時には停止するとの明記されていない限り、
雇用統計時の変動も含めての結果です。
ですから、継続してトレードさせても構いません。
しかし、招金猫はスキャルのEAしか使わない、かつEAをある程度カスタマイズしています。
つまり、制作者の意図とは違う結果になると考えています。
雇用統計時の値動きは、ほとんどの場合、一旦どちらかに大きく動くものの、
その反動が短時間のうちに起きます。
それが、スキャルでは耐えられる変動幅を大きく超えているからです。
運よく最初の大きな動きが利益確定になれば良いのですが、
損切ポイントが先となり、利益確定が反動時ということも少なくありません。
だから停止させるのです。
では、裁量トレードではどうか?
トレード自体は可能ですが、滑ることハンパない
というかレート更新が追い付かず、意図したトレードができない
したがって、トレードしない
という結論となります。
それと別のしょうもない理由ですが、
雇用統計はほとんど金曜日です。
だから、呑みのお誘いが多いというのも一つの要因です。
家でPCとにらめっこしてハラハラドキドキするよりも、呑んでいる方が精神的にいかに有益か…
利益を得るチャンス=損失を被るリスク
さぁ、あなたなら、どうしますか?