FXトレードって
突き詰めるとお金をクリックだけで増やそうってこと
でも個人的には、以前の職業柄もあり、
トレードスタンスはスキャルだから、マーケットの理解なんて不要なんだけど
マーケットを理解してトレードしないとおもしろくない。
インジがこうなったから売った買った儲かった
ではおもしろくない。
だから、ちょっとお勉強を
12月6日発表の米・雇用統計では、予想を上回る結果が好感され、米国株、ドル円が上昇
でもユーロドルも1.37ドル台まで買われている(=対ユーロでドルが売られている)
これが何を意味するのか?
今現在の3極通貨の強弱は
ユーロ>ドル>円
の順番ということ。
まだ、ドルというか米国には不安材料が残っているし、量的緩和縮小の時期は早まったかもしれないけど、
利上げするほどではない。
なぜその通貨を買うのか?買って何をするのか?
仮に米国人が日本株を買う場合、ドルを売って円にして、日本株を買う
(当然、オプションかフォワードで為替リスクをヘッジしてます)
このようなお金の流れが、世界中で起きてます。
つまり、ユーロ圏で資金運用をしようと考えている人が多いわけです。
もう何年も前から、原油の決済はユーロ建てで行う方が多くなり、必ずしもドルが決済通貨ではなくなってます。
ドルの不安材料とはなにか?
のど元過ぎればなんとやらの財政問題です。
12月13日、財政協議の交渉期限(10月の政府機関の運営再開の条件)
12月14日、米下院の年内審議最終日
基本的な医療保険制度については、中間選挙後に先送りされるので、
焦点は、失業保険給付の延長を継続するかどうか。
民主党は保険の給付がなければ2014年に24万人の失業者を出してしまうと主張。
共和党は給付の延長に反対
これでは、今回の雇用統計の結果をもろ手をあげて、喜んでいる場合ではない
だから、目先はドルよりユーロなのです。