スイスフラン・ショック! その時アナタは!?
スイスの中央銀行、スイス国立銀行が、15日にスイス・フランが対ユーロでの上昇を
防ぐために設定していた上限(1ユーロ=1.20スイス・フラン)を撤廃すると発表。
スイスは、輪転機をガンガンぶん回し、スイス・フランを刷り、ユーロを無制限に買ってました。
つまり市場介入ですね。
これをいきなりやめたのですから、スイス・フランが急騰し、とんでもない値動きを見せました。
なぜやめたのか?
いくら買ってもユーロは下げる一方ですから、財政的にピンチに追い込まれるからです。
日本よりも遥かに健全な財務事情のスイスでもこうなっては、お手上げです。
市場筋の情報では、
英銀バークレイズが数千万ドルの損失を被る恐れ
アルパリUKは16日、破産を申請
FXCMは顧客の損失が約2億2500万ドルに上り、自己資本に関する一部規制に抵触した可能性がある
とし、
16日に米投資銀行ジェフリーズの親会社であるリューカディアナショナル社より3億ドルの財政支援を受けことを発表
そんな中、
米ゲインキャピタルホールディングスは、この値動きで利益を上げたと報じられています。
さて、アナタはいかがでしたか?
招金猫はトレードしてなかったので、なにも被害はありませんでした。
値動きとしては認識していたのですが、
17日の早朝にFX仲間のある有名ブロガーさんから
「16日の21時に一斉にポジションを落とされたよ」という電話があり、
アルパリUKの破産とアルパリ・ジャパンへの影響を知った次第です。
つまり、アルパリ・ジャパンはいくら健全でも、カバー先が飛んでしまえば、
カバーできなくなる。
よって、強制ポジションクローズということですね。
FX業者のカバー先が1社だとこういうことにもなるので、
業者選択の際には、複数のカバー先を持っている業者の方が安心です。
と言ってたように、まさかの事態が起きたわけです。
基本FXは儲けることが第一の目的ですが、
以下に損失を抑えるか、
自分のトレードを実現できるかも大切です。
とりあえず、招金猫もアルパリ・ジャパンに出金依頼を17日午前09:27にしてみました。
=1/29追記=
さて、アルパリ・ジャパンからの出金ですが、
出金依頼から10日後(7営業日後)の27日に着金しました。
同社のHPで出金状況をマメにお知らせするなどしてましたので、
それほど気にしてませんでしたが、
カバー先がない=トレードできない=出金依頼の嵐が押し寄せる
ということが容易に想像できたので、イザ戻ってくるとほっとします。
アルパリ・ジャパン自体は、比較的レートも、サポートもよく、
個人的には気に入ってる業者ですので、再起を期待したいところです。